「もっと強く」と「何するの」の往復ビンタ
思い出しても、あんまり面白くない話じゃがな。SMを知るきっかけになったオジサンの昔話を書いておこう。
昔、それこそ大学1回の時に自称Mの女と付き合っていた。彼女は見た目がすごく好みで、かわいくて、凄く美味しそうな唇だったのを覚えている。
ひょんなことから、大学のとある実行委員で一緒になり、割愛させてもらうがその実行委員の打ち上げがきっかけで付き合うようになった。
彼女の名前は、L子としておこうかな。そいで、L子は自称Mで、付き合いだしてからSMの事を色々と教えられたんだ。自分としては、SMは好きでも嫌いでも、という以前にあんまり興味がなく、実は今でも興味のないジャンルなんだ。
とはいったものの、初めての彼女で、あの美味しいそうな唇を奪ってまでしていたので、当然L子の提案も受け入れないと!とネットでSMの事を調べたりはしたぞ。普通にデートして、Hとかして、ある意味普通の恋人だったかもだが、自分としては十分ハッピーな毎日。
SMもスキンシップの一環で、Hの前にするようになったけど、これが中々難しいんだよ。特に力加減が。玩具の鞭でL子のかわいいお尻を叩くと初めはこう言われるんだ。
L子「もっと強く叩いてよ~」
L子「もっと!」
L子「あ、もっと真ん中を酷いことして」
L子「痛いいい!!何するの(足蹴り食らった)」
自分はマッサージ師じゃないんだよ、前戯でSMした後エッチ、なのだけども、そのSMに慣れない。使う道具もだんだん増えていき、ロープが一番嫌だったな。
L子はロープで「私を縛って。解けない様に、愛を見せてね。」と目をキラキラさせて言うんだけど、なんだろうな。自分が不器用なのと、L子への愛はあってもSM行為への関心の薄さが露呈して、全くロープワークも上達しなかったな。
L子「緩いよ、これじゃ解けちゃう」
L子「え?終わり?まだ、脚縛らないと逃げちゃうよ」
L子「う!手首が痺れて、ギブギブ!!解いて!バカ」
自分は相当に不器用すぎるんだろう。L子には申し訳ない気もするが。他にもろうそくとか、SMっていわれるプレイは大体やったけれど不発に終わったな。
L子がお望みの加減を外してしまい、やじられると、心理的に往復ビンタを食らっている感じで、どちらがSでどちらがMなのか可笑しくなってくることも再々。
L子はMで、自分がSだった訳だけども、責め苦を受けるMから色々注文される、下手くそなSといった具合だ。SMマニアと言われる男性も結構いるだろうけど、羨ましいと思っているならそうでもなかった思い出だな。
いや、SMマニアの人ならL子とべたべたなカップルを続けられたかもしれないな。結局L子とは2年弱で別れて、SMもそれっきり関わることはなかった。
SMと聞くとL子の事を思い出す。やっぱりかわいかったし、大学入ってすぐに可愛い彼女ができた自分は、いい学生生活だったとは思う。SMの思い出よりキスの味を思い出すあたり、健全なのかな。
彼女いなかった男性陣からは石を投げられそうだが、万事がうまくいく人生はそうそう無いという、エセSなオジサンの伝言でした。





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